「小気味よく、心地よい、風情を楽しむにはやっぱりシングルが良いね」したり顔でひとは言う。否定はしない、否定はしないさ確かに。ただし、そんな上っ面の、風味だけのバイクじゃないんだ実は!
“シングルスポーツ”──まわりのバイクと比べると見劣りするスペックかもしれないが、 乗れば乗るほど頭のテッペンが熱くなる。まだ見ぬトビラをこじ開けたくなってくる。特別な相棒が俺の心を離さない。今日はどこが熱くなるんだ? 『月刊オートバイ2017年1月号 特別付録「RIDE」』より

現在、月刊『ミスター・バイクBG』にて好評連載中であり、発売中の単行本第1巻も重版も重ねている大好評コミック『雨はこれから』。
主人公である松ちゃんは、50代半ばでテレビ局を退職、漫画家を目指しているようなのだが......原稿制作はあまり進んでいない、そんな男の、事件が起きそうで起きない、でも退屈でもない......そんな日常が描かれている。
その彼の愛車が、ご覧のとおりのカフェレーサー風にカスタムしてあるSRだ。松ちゃんはなぜ愛車にこのシングルモデルを選んだのか? 作中ではいまだ語られていない(語られる予定があるのかどうかもわからない)

www.motormagazine.co.jp

写真:松川 忍/南 孝幸 / 赤松 孝 /盛長幸夫 / 山口真利 撮影協力:エムズガレリレッドモーター
デジタル編集 by 楠雅彦

2016 YAMAHA SR400。
現役バリバリ スポーツシングル

1985 YAMAHA SRX600/400
軽量&スタイリッシュなスタイルで大ヒット

1985 HONDA GB400TT/400TT MkII/500TT
早すぎた!? クラシカルなカフェレーサースタイル

1987 YAMAHA SDR
ライトウエイトスポーツを具現化した意欲作

1991 SUZUKI Goose350/SPECIAL EDITION
満を持して投入された“過激”なシングル

この中なら、あなたならどれを相棒にしたい?