高校生の単車チーム名をそのままタイトルにした「湘南爆走族」。いわゆる「族」を主人公にした本格コミックは、この「湘爆」までなかったが、いわゆる不良少年の物語ではない。「番長もの」のように次々と強敵が現れるわけではなく、「オートバイもの」のように最速を目指すわけでもない。二代目リーダー江口洋助とその周辺の人々の、日常をベースとしたエピソードが綴られていく。
(湘南暴走族©吉田聡©モーターマガジン社)

湘南爆走族親衛隊長:石川 晃

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赤潮中学の番格時代には力を持て余し、尖った行動で同級生にも避けられていたアキラ。波高に入学してすぐに江口とタイマン、敗れたことで江口のスケールの大きさに惚れ込む。
■身長:174m
■家族:両親と妹1人
■学歴:神奈川県立波打際高校卒業
■通学時の服装:カラーを切った短ランに白ベルトのハイウエボンタン。カバンは長めの把手に赤テープ、側面にはマジックで“民子命”と大きく書いてある。

愛車はホンダ ホークⅡ

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白の3段シートはアキラのお手製でアンコ抜きしてあり、グラブバー固定のステーに赤の3連ホーンと黄色のコンプレッサーを装着。立てて後ろに絞った鬼ハンにブレーキ、クラッチともパワーレバーに変更。

中学時代の晃は心を許せる友達もおらず、先生や同級生にも暴力を振ったり、誰彼構わずケンカを仕掛ける血の気の多い根っからの不良だったが、江口と出会い、ツッパル相手は自分自身であることに気付かされる。そして、一目惚れした三好民子と付き合い始め、民子がケガさせられるようなことがあれば、アキラは「相手がオレでもブッ殺す!」と言い切れるほど純愛一筋。 いつも全開でいるためには負い目をつくらねえこと を座右の銘に行動する男気溢れる漢なのです。

そんないつも全開!男気溢れる晃が唯一恥ずかしくてできない意外な事とは?