第211回は、 スバル『レオーネ スイングバック』 をご紹介します!パワフルなエンジンを搭載するレオーネ スイングバックは、当時のレジャーカーでは考えられない、崖に近しい坂道だってゆっくりと登って行くくらいのパワーがあったそうですよ。(あぁこ@ロレンス編集部)
スバル レオーネ スイングバック(1981年)
リアにハッチゲートを持つ2ボックス・タイプの3ドアのレオーネがSB(スイングバック)。フルチェンジから5ヵ月後の54年10月に追加設定されたモデルで、セダンにくらべるとボディサイズはやや小さめで、この軽量コンパクトなボディとHBの多用途性もあって、シリーズの中ではレジャー指向の強いモデルという“性格づけ”がされている。
4気筒、OHV、1781cc、100PSのEA81型の1800と、1595cc、87PSのEA71型1600の乗用車では珍しい4輪駆動システムの4WDや、ツインキャブで100PSのEA71型ツインに4輪駆動システムの4輪ディスクの1600SRXがその代表的モデル。
ほかにEA71型シングル搭載の1600モデルと、OHV、1298cc、72PSのEA65型の1300もあり、廉価モデル的なこの1300はSBにしかない。
FF方式やフロント・ストラット、リア・セミトレーリングの4輪独立サス、水平対向エンジンは、スバル1000の伝統をつぐおなじみのもの。