日本未発売のルノー エスパス
世界には日本で発売されていないクルマがたくさんあります。先日、開催されたパリオートサロンでも、そんなクルマがたくさん展示されていました。その中で私の心に“ビビッ”ときたクルマを紹介しましょう。それはルノー エスパスです。
エスパスを初めて見たときは真横からのアングルでした。いったい、このクルマはミニバンなのか? SUVなのか? それともクロスオーバーなのか? まったく検討がつきませんでしたが、どうやらクロスオーバーに属するようです。とはいってもエスパスが発表されたのは、ちょうど2年前のパリオートサロン。既にデビューから2年も経過していますが、まったく色あせた感じがしません。
コクピットにはまるでタブレットを思わせる大型の縦型ディスプレイがレイアウトされ、ほとんどの操作を液晶画面で行うためボタン類がとても少ないのが印象的。エンジンはガソリンの1.6ℓ 直4ターボと1.6ℓの直4ディーゼルターボをラインナップ。
リアまわりのデザインはとてもエレガントで、ひと目で高級車とわかる風格を感じさせます。ボディサイズは全長4857x全幅1870x全高1680mm。ちなみにトヨタのアルファードが全長4935x全幅1850x全高1880mmなので日本でも取り回しに苦労することはないでしょう。
ステーションワゴンベースが多いクロスオーバーの中で、異色の存在感を放つルノー エスパス。ミニバンのように高い室内高はありませんが、クロスオーバーという視点から見れば日本で発売してもいいのではないでしょうか。