こちらの連載では、MAZDAロードスターファンには嬉しい身近なショップやイベント情報をお届けする「ROADSTER BROS.(ロードスターブロス)」Vol.10の掲載コーナー『ND5RCカスタム大図鑑』より、スーパー耐久でおなじみのプロドライバーの谷川達也さんが、試乗したショップデモカー走行インプレッションとその最新情報の魅力をご紹介していきます!(あぁこ@ロレンス編集部)
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今回ご紹介するのは、“足回りと排気を中心に演出するストリートチューニングスタイル”を提案する フジムラオートさん のデモカーです!

日常使いと非日常使いの切り替え対応ができるデュアルサウンドマフラーを生み出したほか、路面状況関係なく柔軟に吸収してくれるという乗りやすさも魅力だそうです。

車高は変っていないのに、ノーズが少し下がって見えてショープでカッコイイ ♥︎ のびやかさとメリハリのあるフォルムもある素敵だと思いました。

存在感たっぷりのスポーツサウンドと、ラフに扱えるという安定性も魅力 ♥︎

オーソドックスなエキゾーストシステムとしては、ジェントルサウンドマフラーも展開。シンプルなレイアウトで軽さと排気効率を追求した意欲作で、思い切ったロープライスも人気を支える。

また排気系の見直しとともにエンジンフィールの向上に欠かせな いのがECUだ。可変バルタイのマップを中心にノッキングを回避しながら、燃調や点火時期のオリジナルデータを構築。マージンを十分に確保した上で、レスポンスと高回転での伸びを強調する。

フットワークでは「ノーマルの素直な挙動をスポイルせず、大幅にコーナリングスピードを引き上げられるアシ」として、スピリットベースでオリジナル車高調を開発。代表の藤村さんが幾度もミニサーキットに通って仕様変更を重ね、挙動変化がわかりやすく、操る楽しさを存分に引き出せる仕様に仕立てられる。

マフラー交換と純正ECUの書き換えによって、140psを発生。夏でも開発やテストで頻繁にサーキットを走るため、トラストのオイルクーラーを装備。ラジエターは純正だが、水温/油温とも90度ほどで安定している。

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バルブシステムを搭載するデュアルサウンドマフラーは、2系統の排気経路を備え、サウンドの切り替えが可能。一方、ジェントルサウンドマフラーは約3.3kgという軽量 設計が特徴で、チタンテールモデルも設定する。

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『シャープかつ粘りがあるので余裕あるドライビングができる』
(ドライバーインプレッション:谷川達也)

「足はフロントの動きがシャープで、応答性は抜群。これに対してリアもしっかりと粘ってくれるので乗りやすく、ねらったラインをトレースしやすい。エンジンは排気とECUのチューニングによって、トップエンドまで停滞感なく軽快に吹け上がる。

6000rpmぐらいから伸び感が増し、エキゾーストサウンドの盛り上がりとともにやる気を高めてくれる。ボリュームの切り替えが可能な演出もいいね」