気になるから実写テストしてみました!

本日(10月20日)発売の月刊カメラマン2016年11月号では、カメラメーカーの誇る高級コンパクトデジタルカメラ6台とカメラ機能に優れた最新のスマートフォン2台、合計8機種の検証と実写比較テストを行っております。撮影と解説は写真家の河田一規氏、モデルは水穂まきさんです。

今回テストした高級コンパクトデジカメ6機種は上列左からリコー GRⅡ、キヤノンPowerShot G7 X MarkⅡ 、ひときわ大きいのはソニー Cyber-shot DSC-RX10M3。そして手前左からパナソニックLUMIX DMC-TX1、ソニー Cyber-shot DSC-RX100M4、フジX70。モデルの水穂まきさんが持っている最新スマホは向かって左がApple iPhone 7 Plus、右がファーウェイP9。

静止画はやはり高級コンデジに軍配!

結論から言えば、レンズ構成や専用設計のアドバンテージ、そしてセンサーサイズの大きさなどから高級コンパクトデジカメに静止画の実写テストでは軍配が上がりました。当然と言えば当然のことですが。ただし「最新スマホの実力も侮りがたし!」という実証もできました。テストの詳細は月刊カメラマン誌11月号を是非ご覧ください。

実写テスト中の河田一規さん。カメラ雑誌でも、いよいよスマホのカメラ性能を検証する時代に…。

ポートレート撮影テストの作例。人肌の再現性などで評価が高かったのはパナソニックLUMIX TX1でした。

設計思想の違いから、こんなところに差が!?

また、最新のスマホと高級コンパクトデジカメを比較して明らかになったのは、液晶ディスプレイの違いです。大きなモニターでピクセルの等倍検証、そしてA3サイズのプリントにも耐える解像度、画質を問えば、高級コンデジにまだまだアドバンテージがあります。ただし「スマホ(タブレットなどを含む)液晶ディスプレイでキレイに見えることに重きを置く設計思想」から、下の写真のように静止画の再生画面ではスマホの方が圧倒的に鮮明でした。

2列目中央がApple iPhone 7 Plus。他機種との差は歴然でした。

iPhone 7 Plusの4K動画機能もテスト!

今回の企画記事ではApple iPhone 7 Plusの4K動画機能もテストしてみました。前モデルのiPhone 6S Plusの3K、4K動画が映画『シン・ゴジラ』」(東宝)でも採用されているように、映像のプロの現場でも活用されるレベルの高さです。以下のiPhone 7 Plusの4Kテスト動画も広角側で撮影しているので手ブレ補正効果が発揮されて非常に鮮明です。ただし手ブレ補正を本来期待したい望遠側にも効けば文句なしなのですが…。

月刊カメラマン2016年11月号スマホテスト動画アップルiPhone 7 Plus

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今回取り上げた高級コンデジ6機種、最新スマホ2機種の詳細やテスト検証については「月刊カメラマン2016年11月号」の「高級コンデジ、最新スマホ、実写でどうよ?」を是非ご覧下さい。