マツダとスバルは、他社とは一味違ったユニークなクルマ作りで独自の地位を築いてきた。ここでは50年以上にわたる両社の4輪史に確たる足跡を残した、名車の系譜を辿ります。
(ホリデーオート©モーターマガジン社)
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SUBARU アルシオーネ 1985.05~
世界初の2+2座4WDスペシャリティとして誕生。先鋭的なデザインは航空機造りに習熟したスバルの技術の結晶で、国産車で初めてCd値0.29を達成した。エンジンは当初1.8ℓターボだったが、87年に2.7ℓの対向6(ER27型)を搭載したVXを追加。ACT-4を組み合わせて高速4WDの頂点に立つ。
スバルがリトラクタブルヘッドライトを搭載した唯一のモデルであるアルシオーネ。この斬新なデザインと、現在のシンメトリカルAWD実現に向けて脇目も振らず突き進んでいく物づくりの姿勢に現在でも根強いファンが多いモデルとなっています。