「ミスターバイク」誌を中心にバイク漫画を描き続けた広井てつお氏。2008年病により逝去したが、未だその作品は数多くのファンに愛され続けている。そんな、氏には珍しく四輪ドキュメンタリーものとして描かれた「マツダのロータリー・エンジン開発物語」から、ロータリーの開発に賭けた男たちの戦いを紹介したいと思います。
24時間戦うという事
ミニカーで有名な玩具メーカー『ポピー』の資金提供が決まり、ギリギリの予算ながらもル・マンへの参戦を決めたマツダオート東京チーム。しかし、マツダオート東京チームはル・マンで24時間戦うという本当の意味を知りませんでした。
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
ル・マン24時間。それはただ走ればいいというレースではなかった。その事を身をもって経験した彼らの目標は完走。諦めないマツダは新たな目標に向かって走り出すのです。
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
(夢を継ぐもの～ロータリーエンジン開発物語©モーターマガジン社)
完走という目標を達成し、年々順位を上げていくマツダ。しかし、彼らがそれで満足するはずは有りません。ここから、ロータリー最後の戦いが幕を開けます。