クロスオーバーのプロポーションに大変身!

今年の5月に欧州で発表されたプジョー3008。これまでの3008と比べ、大きく路線変更を行った新型3008をパリモーターショーでじっくりと確認してきた。従来モデルのミニバン風のデザインから一転してクロスオーバー色が強くなった3008は、いまや当然の流れと言える。エクステリアはベルトラインが高めに設定され、小径ウインドウの採用でまるでクーペのような躍動感を演出している。

それにも増して目を引くのが第二世代に突入した「i-Cockpit」によるコクピットデザインだ。12.3インチの全面液晶パネルを採用したメーターパネルをはじめ、センターコンソールには8インチのタッチディスプレイをレイアウト。とくに12.3インチディスプレイに浮かび上がるダイヤルのようなタコメーターとスピードメーターは後にも先にも見たことがない未来チックなデザインとしている。もちろんこの他にも多彩な表示パターンが選択できる。

エンジンはガソリンが1.2ℓと1.6ℓ、ディーゼルが1.6ℓと2ℓの4タイプをラインナップ。日本にも導入されるであろう新型3008に、どのエンジンが搭載されるかは未定だが、やはりディーゼルエンジンは外せないだろう。

プジョーの最新デザイントレンドを全身に受け継ぎ、魅力的にアップデートされた新型3008が日本で走っている姿を想像するだけでワクワクする。