秋の行楽シーズンに行ってみたいクルマ博物館。第3弾は、エンジンを中心に展示した「日産 エンジンミュージアム」だ。
首都高速1号 横羽線で東京方面からなら守谷町ランプ、横浜方面からなら子安ランプで降りて、2分ほど。
日産自動車 横浜工場の敷地内に、このミュージアムはある。
ちょっと古めかしい建物は、1933年(昭和8年)に日産自動車が創業した当時の本社。ここを改装して、ゲストホールとミュージアムにしている。
ちなみにこの建物は、横浜市から「歴史的建造物」に、経済産業省から「近代文化遺産」に認定されている。
ここではミュージアムの名前からもわかるように、量産車からレーシングカーまで、エンジンにスポットを当てた、いかにも「技術の日産」らしい展示だ。
時期によって入れ替わることもあるが、1階には約30台のエンジン単体をはじめ、搭載車両やメカニズム紹介などの資料が展示されている。
自分が乗っていたクルマのエンジンを見つけたりすると、なんとなく嬉しくなってしまう。
2階には、日産自動車の創業から現在に至るまでの足跡を、150台あまりのミニチュアカーなどを使って展示している。
また、エンジンに関するさまざまな展示を、テーマを決めて不定期に行っている。
ところで、さんざん紹介しておいて最後にこんなことを書くのも申し訳ないが、ここは「行楽シーズン」にはちょっと向かないかも。
というのは、日曜は休館日(祝日も休館の場合あり)だから。入場は無料だが、詳しくはホームページを参照されたい。
また、日産自動車は座間事業所に歴代モデルの実車を450台以上収蔵している「日産 ヘリテージコレクション」もある。
こちらもWebで申しこめば見学は可能なので、興味のある方は下記に問い合わせされたし。