現地時間日曜日に決勝が行われたMotoGP第14戦アラゴンは、ポールポジションからスタートしたランキング首位のマルク・マルケス(ホンダ)が優勝。ランキング2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)とのポイント差を、52までひろげました。

オーバーランしても、順調に順位を回復

ドライコンディションの決勝で、マルケスはオープニングラップでは、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)に続いて2番手。2周目にはトップに浮上しますが、3周目にオーバーランを喫し5番手へとポジションを落とします。そこから冷静にマルケスは先行するライバルたちを料理し、12周目にはロッシ(ヤマハ)を抜いてトップに浮上。その後は後続との差を順調にひろげ、見事優勝しました。

タイトルを争うV.ロッシ(ヤマハ)の前を走るM.マルケス(ホンダ)。アラゴンのレースウィークはマルケスのためにある・・・と言いたくなるほどの好調ぶりでした。

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2位ホルヘ・ロレンソ、3位ロッシ・・・という結果に

ヤマハのJ.ロレンソは午前のウォームアップ走行で転倒するも、決勝は堅調な走りを披露しました。序盤は3番手をキープ。後方から追い上げてきたマルケスに抜かれたあともズルズル後退することなく、前を行くチームメイトのロッシをパスすることに成功。その結果ロレンソ2位、ロッシ3位の順でゴールしました。

ランキング3位のJ.ロレンソがヤマハのチームメイトのV.ロッシの前を走ります。ロッシ196ポイントに対し、ロレンソは182ポイント。ランキング2位争いも熾烈です!

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ここ数戦はマルケスとのポイント差をじわじわ縮めてきたロッシですが、アラゴンではマルケスに屈することになってしまいました。これからMotoGPは日本GPをはじめ欧州外の3連戦に突入しますが、今年の安定感ある走りぶりから考えると、いよいよどこでマルケスがタイトルを決めるか・・・という段階に入ったのかもしれません。ともあれ、次回日本GPを楽しみにしましょう!