こちらの連載では、MAZDAロードスターユーザーやファンには嬉しい身近なショップやイベント情報をお届けする「ROADSTER BROS.(ロードスター ブロス)」Vol.10の掲載コーナー『ND5RCカスタム大図鑑』より、NDロードスターで全日本ジムカーナに参戦するプロドライバーの斉藤邦夫さんが、実際に試乗したショップデモカーの走行インプレッションと、 その最新情報の魅力をご紹介していきます!(あぁこ@ロレンス編集部)

ロードスター専用ショップの ARRIVE石井自動車 さんが提案するデモカーは、ロードスターの走りをもっと楽しみたいというユーザーの感覚をそのままで仕上げられているそうです!まさに “痒いところに手が届く” 純正+αのメニューでNDの長所を引き出してくれます。理想を実現する超強力下町ファクトリーのARRIVE『NDロードスター』はどのようにカスタムされているのでしょうか、こちらも気になりますね!

まず、 ノーマルのND についてARRIVE石井自動車の石井代表は…

「良くできているな、という印象です。ツーリングするのが楽しくなりますね。純正ショックとバネ レートのバランスがとてもいい。 ただ、やはり車高の高さが気になります」とコメントする。

そこで、デモカーはコニ製ショックを装着して約40㎜のローダウンを実施。スポーツカーらしいシルエットを手に入れた。セットアップはストリート走行をメインに、乗り心地を重視したものとなっている。

ちなみに、純正サスのマッチングの良さを生かしつつローダウンすべく、純正ショックを車高調として使える車高調アダプターもリリースしている。デモカーはオリジナルのチューニングECUによって約13馬力のパワーアップを実現。また、サクラム製のスポーツマフラーを装着し、軽快さと同時にスポーツサウンドが楽しい仕上がりに。

オリジナルのチューニング ECUの力強さ をプロドライバーも実感!

「フロントの入りがすごくいい。アライメントのトーインを強めにしているのかな。むしろ入りすぎるくらい。ステアリングの径が小さいので、動きがクイックになる。それでもよく曲がるし、ギャップの操安性も悪くないですね。マフラーの音が乾いた管楽器のようで気に入りました。ECUとセッ トで好フィーリングになります」(ドライバーインプレッション:斉藤邦夫)