今日では、カフェレーサーの解釈ってかなり広義のものになりましたけど、元々は公道を走れるレーサー・・・それも1950〜1960年代のトン・アップ・ボーイズやロッカーズの乗り物・・・という、限定的な意味のカスタムバイクでした。ここに紹介するのは、その狭義のカフェレーサーの夢の一台と言える、公道仕様のマンクス・ノートンの動画です!

ロッカーズの憧れの一台

1951年から1970年代初頭にかけて、多くのプライベーターに愛された市販レーサー、マンクス・ノートンで公道を走ってみたい・・・と考えた人は、昔から数多くいました。1990年代〜に、ヤマハSRをマンクス風に改造して乗っていた方って、ロレンス読者のみなさんにもいるのではないでしょうか?

ここに紹介するトンキン・トルネードは、そんな夢を現実にした一台です。マンクス・レプリカ・ビルダーの第一人者、モルナー・エンジニアリング製のレプリカ・マンクスをベースに、英国の保安基準を満たした公道用のスペシャル・カフェレーサーが、このトンキン・トルネードです。

英国のサラブレッド、単気筒DOHC2バルブ500ccエンジンを搭載するマンクス・ノートンに、保安部品を付けただけのモデル・・・といえるのが、トンキン・トルネードです。

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製作者のスティーブ・トンキンは、レーサーとしても活躍した人物であるとともに、今までシーリー500の公道版など、数々のストリートリーガルの英国製単気筒レーサーを生み出したコンストラクターでもあります。

ロードレーサーゆえ、デコンプやキックペダルがないのがマンクス・ノートンの特徴ですが、トンキンは工夫してこれらを備えさせ、ちゃんとした公道モデルに仕上げています。

何はともあれ、その走りを見てください

私はマンクス・ノートンを、日本人で一番長時間&長い距離走らせていると思うのですが、神経質そうな印象のある1950〜1960年代初期に作られた英国製単気筒レーサーとは思えないほど、マンクス・ノートンは乗りやすいモデルであり、アイドリングさえすれば市街地・郊外の公道を問題なく走らせることができると思います。

もっとも、そういう使い方は重要文化財の皿で、犬に餌をやるようなことですから慎むべきことと思います。ただ、今作っているレプリカならば、そういう歴史的な価値はカンケーないので、このように公道仕様に転用するのも超いいじゃん!と思ってしまいます。

トンキン・トルネードを日本に輸入した場合、どうやって日本のナンバーを取得するかは、輸入車の車検取得に関するノウハウがない方には難しいかもしれませんが・・・興味と自信のある方は、ぜひスティーブ・トンキンにコンタクトをとってみてはいかがでしょうか?

Manx Norton - New road legal Manx - Built by Steve Tonkin

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