やっちゃったのはオーストラリアで一、二を争う技術力を誇るチューニングファクトリー「Street FX」。

まいどっ、グリコです。今日はオーストラリアのチューナーがトヨタ・ハチロクにニッサンGT-Rのエンジン積んじゃったというお話です。

クレージーなチューニングカーはドラッグレースの盛んなアメリカのお家芸と思いきや、オーストラリアにもいるんですね、こんなこと考えて実際にやっちゃう人が。やっちゃったのは、オーストラリアで一、二を争うチューニングファクトリー「StreetFX」です。こちらでは過去にも、標準で搭載されている2ℓ水平対向エンジンを大改造して545馬力のモンスターに仕上げた実績があります。そして今回トライしたのが、ニッサンGT-Rの3.8ℓV6ツインターボへのエンジンスワップ。それもストックのエンジンに載せ替えるだけでなく、日本のHKS製パーツを使って4.1ℓに排気量を拡大。ほかにもさまざまなチューニングを行って最高出力は驚異の1000馬力オーバー! まじかっ!!

キレイに収まっているGT-RのVR38DETT型エンジン。ノーマルでも500馬力を優に超えるのに…。

いったいどこでそんな馬力を使うのかはさておき、このクルマはデイリーユースにも十分使える合法的なクルマに仕上げることを目指しているそうです。実際、ノーマルの駆動系パーツが1000馬力オーバーに耐えられるわけがありません。そこで、「StreetFX」では新たに駆動系パーツを作り直すという念のいれよう。いったい、いくらかかっているのでしょう? 大きなお世話でしょうがそんな心配もしたくなるほどの大改造です。心配ついでですが、ノーマルのハチロクは水平対向エンジンが可能にする低い重心高によるハンドリングの良さがセールスポイント。でも写真を見ると、思いっきり重心が上がっています。完成の暁にはぜひ一度ハンドルを握ってみたいものですが…果たしてちゃんと走るのでしょうか?

↓動画もどうぞ!

The World's First Toyota 86 Powered by a 4.1L R35 GT-R Engine

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