古すぎるフレーズをつかってすみません・・・。今回紹介する動画は、古いブリッグス&ストラットンの汎用エンジンに、ちょっとオモシロイ改造を施した様子を映したモノです。なおタイトルには"困るの"と書いてますけど、特に困ることはありません?

爆発時の炎が美しいです

ブリッグス&ストラットンの鋳鉄製の古い4ストローク・サイドバルブ汎用エンジンに、アルミ削りだしのシリンダーヘッドがついています。そしてピストンボアに近いサイズで、耐熱ガラス?が取り付けられています。なおブリッグス&ストラットンは20世紀初頭のアメリカで創業したエンジンメーカーで、日本でもエンジンや芝刈り機などの製品を販売しています。

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古典的なレイアウトである4ストロークのサイドバルブエンジンは、2ストロークのシリンダーヘッド同様、シリンダーに被さる「蓋」のような形をしています(オーバーヘッドバルブ式のような、ポペットバルブがついていません)。だから、このようなオモシロイ改造ができる・・・とも言えましょう。

耐久性はどれくらいあるのでしょうね?

このガラス窓付きシリンダーヘッド、組み立ててからしばらくは美しい爆発の炎を鑑賞することができるでしょうけど、そのうちカーボンがガラス面に付着して汚れてしまうでしょうね。あと、このガラスはどれくらい持つのでしょうか? 少なくても1000℃に耐える耐熱強化ガラスを使っていると思いますが、その辺のことは説明されていないので、どんなガラスなのか気になります。

なおフツーのガラスですと、急激な温度変化、または爆発のエネルギーであっさりガラスが壊れて破片が飛び散り非常に危険です。良い子のみなさんはマネしないでくださいね。もっとも、サイドバルブの汎用エンジン持っている人って、発動機マニアのオジサマたちくらいしか日本にはいないですかね?(笑)。

Old cast Iron Briggs and Stratton single cylinder. See the actual combustion running on leaded fuel

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