オーバー750戦線にやや出遅れた感のあるヤマハだったが1970年代の後半になると精力的にエンジンを開発。それらを搭載した魅力的なモデルを生み出し続けたヤマハの軌跡を辿りたいと思います。

XS1100 1978

(Bikers Station©モーターマガジン社)

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1978カワサキのZ1000をはじめ、900~1000㏄のライバルたちに差をつけるために、排気量を1101.8㏄(71.5×68.6㎜)とした空冷DOHC2バルブ並列4 気筒を搭載。後輪の駆動にはGX750譲りのシャフトドライブを使用する。

大型バイクに力を入れ始めたほかメーカーに追い付き、追い越す為に発売されたXS1100。圧倒的なエンジンパワーで欧米のモーターサイクルファンを釘付けにした。

XS Eleven Special 1979

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TX650にティアドロップタンクやプルバックハンドルを装着したXS650スペシャルをヒットさせたヤマハは、同じ手法をXS1100にも導入した。STD仕様のほか、エンジンやボディをブラック、ホイールなどにゴールドをあしらったミッドナイトスペシャルも人気モデルだ。

ヤマハがXS1100をベースにアメリカ向けに手掛けた逆輸入モデル。現在ではかなり貴重な幻のモデルとなっています。