MotoGP第11戦チェコGP(ブルノ)の予選は、前戦で左肩脱臼をしたマルク・マルケス(ホンダ)がポールポジションを獲得しました! このままランキングリーダーの座を守り、今年のタイトルを手中におさめるのでしょうか?

今期5度目、最高峰クラス35度目のポールポジション!

マルケスのGPキャリア通算63度目のポールポジションは、GP歴代1位に並ぶ偉大な記録ですが、マルケスならばこれくらい当たり前と思わせてしまうくらいですからすごいです。なおブルノのサーキットベストラップを更新する、1分54秒596を叩き出しています。

マルケスはフリー走行4では3番手でしたが、予選ではフリー走行3でマークしたサーキットベストラップを更新し、ポールポジションを獲得しました。

media.crash.net

なおマルケスは、フリー走行では、転倒ギリギリの状態からのビッグセーブ→そのままピットインという芸?を披露して世界をわかせてくれました。

予選2位は前戦3位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、3位は前戦でドゥカティに久々の優勝をもたらしたアンドレア・イアンノーネが入りました。4位はアレイシ・エスパルガロ(スズキ)。5位はサテライト・ドゥカティのエクトル・バルベラが入り、今年の好調ぶりをアピールしました。

今期初めてフリー走行総合首位を記録したJ.ロレンソ(ヤマハ)は、予選では2位を獲得。今回もマルケスの前でフィニッシュし、ランキングポイント差を詰めることができるのでしょうか?

cdn.yamaha-motor.eu

日曜日の決勝を楽しみにしましょう!

僚友ロレンソに次ぐランキング3位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は予選6番手。以下、アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)、そしてダニ・ペドロサ(ホンダ)の順で各ファクトリーライダーが続きました。

マルケス相手に、復調のロレンソ、前戦優勝のイアンノーネ、そして英雄ロッシがどのような戦いを見せるのか? 決勝を楽しみに待ちましょう!