まいどっ、グリコです。今日は、いま欧州を始め世界中のホンダ・ファンの間で話題になっている「ホンダZSX」について調べてきましたので、その結果をご報告しましょう。

そもそもこの「ZSX」とは何かというと、去る7月26日にホンダが欧州特許庁に車両等を対象に商標登録したネーミングです。つまり近未来に発売する可能性があるクルマの車名として「ZSX」を登録申請したのを、誰かが見つけて拡散しちゃったというわけですね。

この欧州発のニュースに、世界中のホンダ・ファンとクルマ好きが反応しました。NSXとひと文字違いということもあり、新型スポーツカーの車名である可能性を指摘する声も多く、なかでも1年ほど前に意匠登録図面が流出した、通称「ベビーNSX」の正式車名ではないかという予想が大半です。

そこで、信頼できる情報筋にあててみたところ、残念ながら(?)その可能性はきっぱり否定されてしまいました。そもそも、流出した意匠登録図面は市販予定車ではなく、どこかのモーターショーに出品するためのピュア・コンセプトカーのものだったそうです。ならば、「ZSX」は別の未知のクルマである可能性が高いですねと聞いたところ「そういうことになりますね…」とのお答えが。

残念ながら、どんなクルマかは教えてもらえませんでしたが、ごく近いに将来に「ZSX」というクルマが登場するのは間違いなさそうです。ココだけのハナシですが、一番可能性が高いのは、ホンダ創立70周年記念車として現在開発中のいわゆる「S2000後継車」でしょう。果たしてその真相はいかに? 恐らく1年以内に判明するはずです。

いわゆるベビーNSX。流出した意匠登録図面を元にホリデーオート編集部が作成した予想図です。今回の調査で、残念ながらピュア・コンセプトカーの図面であることが判明しました。

こちらはS2000後継車の予想図。とある情報筋は「いまS2000を作っている」と断言していたので、このクルマが「ZSX」である可能性が高い!