第168回は、 日産自動車「パルサーシリーズ」 をご紹介します!庶民派の小型乗用車であるパルサーですが、1981年はRACラリーに参戦するというレース活動に積極的な一面もありました。(あぁこ@ロレンス編集部)

さて、ここで問題です!パルサークーペはどっちでしょ〜か?

そして、こちらが3車種の詳細です!

日産 パルサー3ドアハッチバック1400TS-X(1981年)

53年9月にクーペと同時に発表された、リアにハッチゲートを持つFF2ボックス。リアサイドウインドーはリモコンにより開閉されるユニークなもの。エンジンは1397cc・OHVのシングルキャブ付きで80PS、5速マニュアルミッションが組み合わせれられる。足まわりはFFの利点を活かした前ストラット、後トレーリングアームの4輪独立懸架。その上、ネガティブスクラブの採用で走破力とブレーキ安定性に優れる。

日産 パルサー5ドアハッチバック1400TS・G(1981年)

54年9月、パルサーセーブの名で登場したのがこの5ドアHB。この時、従来あった4ドアセダンは廃された。パルサーは操安性に厳しいヨーロッパで高い人気を誇り、その4輪独立サスペンションとラック&ピニオンステアによるハンドリングの良さが実証されている。TS・GはシングルキャブのA14型80PSエンジンを搭載。4/5速マニュアルとニッサンスポーツマチックが選べる。他にA14E、A12A搭載車も用意されている。

日産 パルサークーペ1400TS・XE(1981年)

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53年5月の4ドアセダン登場に遅れること4ヶ月、チェリーでも人気のあったクーペが発売された。55年5月に角型ヘッド、樹脂製バンパーの採用などのマイナーチェンジがあったが、大きく開くリアのガラスハッチバックやロールケージ風クォーターピラーに変化はない。このTSを発生し、10モード燃費は13.0㎞/ℓ。パワーステアリング、サンルーフ装着車も用意されてHBより若者を意識した設定。