第166回は、 トヨタ自動車『クラウン』 のご紹介をします!クラウンが日本も自動車産業に与えてきた影響は多大なものがありますよね。 「いつかは、クラウン」 日本国民の憧れのクルマです。この年は、これまでに無かった高性能と豪華なアクセサリーを備え、新しい高級車像を具現化した時代です。(あぁこ@ロレンス編集部)

セダン2800EFIロイヤルサルーン

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トヨタ クラウン(1981年)

4ドアHT2000EFIスーパーエディション

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55年の国内乗用車販売台数ランキングでは、カリーナ、スカイライン、コロナなどの人気車種を抜いて堂々4位に入っているのがクラウン。いうもでもなく国産の中型高級乗用車を代表するモデルである。現在のクラウンは54年9月にフルモデルチェンジした6代目で、伝統的のペリメーターフレームを持つボディは高級車らしい重厚さをただよわせたデザインだ。
4ドア・セダン、2ドア/4ドアのHT、ワゴンがあり、エンジンは5M-EU型2800をはじめ、M-EU型、M-U型の6気筒2000、L型の4気筒2200ディーゼルに加えて、55年10月からトヨタ車では初のターボチャージャーつき、M-TEU型も追加された。
6気筒、OHC-EFI、1988cc、ターボつき145PSのM-TEU型は、M-EU型をベースにツインノックセンターとスワールポートを採用、EFIをコンビさせたターボエンジン。サスはフロントがダブルウイッシュボーン/コイル、リアがパナールロッドつき4リンク/コイルで、前後ともスタビライザーつきと全車共通だが、ブレーキは2800とターボ、2000EFIのSサルーンが4輪ディスク、その他はフロントのみディスクとなっている。
“最高級車”をうたうだけに装備の充実ぶりにも定評があり、デジタル表示電子チューナー・ラジオや録音機構つきカセットステレオデッキ、パワー調節式リアシート、簡易冷蔵庫なども上級車種には標準でつく。ドライブコンピュータはRサルーンにオプション設定。(原文のまま)