BSB(英国スーパーバイク選手権)に参戦中の清成龍一選手が、シーズン半ばで属していたベネッツ・スズキから離脱することになりました・・・。
3度BSBの王者に輝いた名手も、今年は不振でしたが・・・
先日の鈴鹿8時間耐久レースでは、素晴らしいスタートから首位をしばらくキープして、大観衆をわかせる活躍をした清成選手でしたが、今年のBSBでは戦闘力の低いGSX-R1000とともに、苦闘のシーズンを送ってました。ブランズハッチ・インディラウンドでは予選でトップ10に入る走りをしながら、転倒で鎖骨を骨折。チームメイトのトミー・ブライドウェルにもランキングポイントで負けており、19位と低迷しておりました。
袂を分かった両者に、それぞれ幸あらんことを
ベネッツ・スズキはチームの公式ツイッターで、清成選手に対する謝辞をあらわしていましたが、英国の一流メディアBSBによると、チームオーナーのマーチン・ハルサルは、今年の清成選手のパフォーマンスに失望していることを隠すことはなかった、と報じています。成績を残せない者にシートはない・・・それがプロフェッショナル・ロードレースの世界の厳しさなのです。
BSB公式サイトのニュースでは、清成選手の離脱について合意に至った両者の一方、ベネッツ・スズキは新しいライダーを探していると報じていますが、一方の清成選手の今後については触れてはいません。そのことは、清成選手からの発表を待つしかありませんね。この別れが、のちに両者にとってはプラスだったと語られるような未来になることを希望します・・・。