「ミスターバイク」誌を中心にバイク漫画を描き続けた広井てつお氏。2008年病により逝去したが、未だその作品は数多くのファンに愛され続けている。そんな、氏には珍しく四輪ドキュメンタリーものとして描かれた「マツダのロータリー・エンジン開発物語」から、ロータリーの開発に賭けた男たちの戦いを紹介したいと思います。
先頭に立った日本
ドイツと契約した時からの問題だったチャタマークを解決した山本達はついに、ドイツより前進する。
ロータリーエンジンを研究するだけではなく、世界で初めての実用化が見えてきた東洋工業。
そこで、社長が次の一歩を踏み出す。
それは、2人乗り日本製スポーツカー。今まで海外に任せてきた車体のデザインを、自社でデザインするという試みに、社員達のやる気も最高潮となる。
そして、世界初のロータリーエンジン搭載!そして日本初の2人乗りスポーツカーが誕生する事になる。