毎年夏になると子どもやペットの車内放置による重大事故が発生しています。これを未然に防ぐために日産が発足させたプロジェクトが「 #熱駐症 ゼロプロジェクト」です。

以前本ページでも紹介したとおり、JAF(日本自動車連盟)は、2015年8月の1カ月間で、JAFが出動したキー閉じ込み救援のうち、236件が子どもの車内放置だったと報告しています。さらにJAFは、2012年に実施した検証テストで、気温35℃の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、わずか15分で「人体にとって危険なレベル」になることを実証しています。

日産はこうした車内放置の危険性をより多くの人に知ってもらおうと、プロジェクトムービーの公開や、日産が提供するテレマティクスサービス「カーウイングス (CARWINGS) 」を活用した警告配信サービス“真夏日アラート”などをスタートさせます。

#熱駐症 ゼロプロジェクト by NISSAN No more #CarHeatStroke

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真夏日の予報が出るエリア(県単位)の在住者に向け、車両のナビ画面を通じて警告を配信する「真夏日アラート」は8月6日よりスタート。

さらに日産公式ツイッター( https://twitter.com/NissanJP )では、上記動画で紹介した熱で破壊されるアイテムを個別に解説したり、暑くなった車内を早く冷却する方法を紹介するなど、継続的に情報発信を実施すると同時に、ユーザーからの体験も募集し、特設サイトに掲載する予定です。

また日産は、「 #熱駐症 」のハッシュタグを通じ、このプロジェクトへの賛同をメーカーの垣根を超えて多くの人から得られるように活動していくとしています。