第160回は トヨタ自動車「セリカXX」 をご紹介します。こちらは幅広い年齢層に人気が出たゆったりとした高級スペシャリティカーです!写真には写っていないですが、彫りが深く気品のあるテールは眩しくて、当時のセリカのイメージをガラッと変えるものだったそうです。(あぁこ@ロレンス編集部)
トヨタ セリカXX(1981年)
4気筒セリカのホイールベースとLBボディをサイズアップ、これに6気筒エンジンとゴージャスな装備をまとって、53年4月から発売されたハイグレードなパーソナルカーがXX(ダブルエックス)。エンジンは6気筒・OHC・EFI・1988cc・125PSのM-EU型と、55年8月から従来の2600に変えて換装した6気筒・OHC・EFI・2759cc・145PSの5M-EU型で、この新しい2800XXには5速マニュアルのほかに、“世界で初めて”という2ウェイ・オーバードライブ付4段オートマチック(ロックアップ)が採用された。2000にG、S、L、2800にはGがそれぞれ設定されているが、装備面では全車にパワーウインドー、リモコンミラー、チルトステアリングなどがつき、Lをのぞく各車には4輪ディスク・ブレーキと4輪独立懸架が採用されて、パワーステアリング、リアワイパーなども標準。2800にはオプションでサンルーフ、オートドライブも用意されている。