2004 KAWASAKI ZX-RR :車両デザインを一新中野が初表彰台を獲得!
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)

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ホフマンに加え、新たに中野真矢が加入した04年は、車体を大きく変更して一気に洗練されたZX-RRがデビュー。03年までの準備期間で得たデータをもとに、フューエルインジェクションが採用され、車体も一新。タイヤもブリヂストンを履くことに。カワサキデビューの中野真矢が、いきなり日本GPで3位表彰台を獲得し、ランキング10位を獲得した。

開幕戦では予選6位、決勝は12位と、トップ争いをするにはまだまだですが、少しずつ存在感を放ち始めたKawasaki。日本GPでは上位ライダーの多重クラッシュがあった事も重なり、22年ぶりの3位表彰台を獲得した。

2005 KAWASAKI ZX-RR:不等間隔爆発をトライし新世代エンジンを実戦開発
(Racing オートバイ MotoGP GRAPHICS 2016@モーターマガジン社)

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04年モデルからの正常進化版で、この時期のGPマシンのトレンドだった「不等間隔爆発」エンジンを使用。カワサキZX-RRは2気筒同爆を実戦投入し、トラクション特性が成績を左右する雨のレースで、ホフマン負傷の代役で出場したオリビエ・ジャックが中国GPで2位表彰台を獲得。実はこの05年モデルまで、エンジン基本構造は02年モデルのままだった。

表彰台に登ったのは、中国GPでの2位1回のみだったが、Kawasakiとしてのベストリザルトとなるという、年々進化していくZX-RRをアピールできたシーズンだった。