世界戦略車だったZは13年にわたって発展していった。そんな、今なお美しいカワサキ空冷Zの代表モデルを紹介したいと思います。

Z1000 MkⅡ (A3/A3A) 1979

(Bikers Station@モーターマガジン社)

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Z1000MkⅡ 1979 Z1以来の丸みを帯びた外装パーツを角デザインに一新、車名もマークⅡとなったZ1000。フレームを強化し、ホイールはキャスト化されるが、19/18インチのサイズは不変。エンジンはキャスティングを刷新し、クランクやピストンを新造。点火方式もポイントからトランジスタに改めている。これらにより最高出力は10ps増の93ps/8000rpmとなる。

丸形タンクが印象的だったZ。直線を基調としたスタイルに進化していきます。

Z1R-Ⅱ (D2) 1979

(Bikers Station@モーターマガジン社)

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Z1R-Ⅱ 1979 外観は初代Z1-Rに通じるが、ベースモデルはZ1000マークⅡに変更され、フロントホイールを19インチに戻している。また、他のZはフォークオフセットが60㎜であるのに対し、このモデルのみ50㎜としてトレールを増大して安定性を確保。燃料タンクの容量は初代の13ℓから20ℓへと大幅増量。

Z1-Rが北米で酷評された事を受け、改善され発売されたモデル。より直線感が強調され、漢Kawasakiのイメージが強く表現されています。