現地時間の土曜日、アメリカのラグナセカで開催されたSBK=世界スーパーバイク選手権のレース1は、カワサキファクトリーの両雄同士の首位争いとなりました。

スーパーポールはサイクス(カワサキ)が今季7度目の制覇!

決勝グリッドを決める予選のスーパーポールでは、スーパーポールを得意とするトム・サイクス(カワサキ)がゲット。2位は療友のジョナサン・レイ。3・4位にダビデ・ジュリアーノとチャズ・デイビスのドゥカティファクトリーが入りました。初日の練習走行では、そこそこ好調だったヤマハファクトリーのニコロ・カネパとアレックス・ローズは9・10位に沈みました・・・。

左からスーパーポール2位のJ.レイ、1位のT.サイクス、3位のD.ジュリアーノの面々。

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N.ヘイデン、ホームレースで3位表彰台獲得!

決勝のレース1は、サイクスとデイビスが好スタート! しかし、好調のドゥカティファクトリーのふたりは、まずデイビスが、そしてジュリアーノが揃ってリタイア。勝負はカワサキファクトリー同士に絞られ、ランキング首位のレイがサイクスを下して優勝しました。

0.819秒差でT.サイクスに勝ち、レース1を制したJ.レイ(カワサキ)。タイトル連覇にグッと前進しました。

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ドゥカティファクトリーの2台が消えるという幸運にも助けられ、アメリカの英雄ニッキー・ヘイデン(ホンダ)が母国ラウンドの3位表彰台を獲得。4位はチームメイトのマイケル・ファン・デル・マーク。5位は順位を挽回したA.ローズ(ヤマハ)が入り、6位はプライベーターのロレンソ・サバドーリ(アプリリア)でした。

現在1勝でランキング6位のN.ヘイデン。見事地元アメリカでの3位表彰台をゲットしました。

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レース2ではドゥカティ勢の反撃はあるのか? 楽しみにしましょう!

首位のレイが368ポイント、2位サイクスが297ポイント、そして3位のデイビスが244ポイント・・・と、デイビスは得意とするラグナセカでの痛恨のリタイアで、タイトル争いから完全脱落した観があります。レース1ではいいところがなかったドゥカティ勢が、レース2で一矢報いることができるのか? 日曜日のレース2に期待しましょう!