*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第360号は、イタリアの自動車ブランド、アウトビアンキの中でも大ヒットモデルである「アウトビアンキ A112」です!(akiko koda@ロレンス編集部)

アウトビアンキ A112

従来は、ベース仕様、“エレガント”、“アバルト”の3車型だったA112シリーズは、79年の7月に“ベース”をjuniorとし、“エリート”を加え4車型に再編成された。ジュニアは903cc42PSエンジン、エレガントエリートは965cc48PS、“アバルト”のみは1049ccエンジンの70PS型をつむ。むろん前輪駆動で、トランスミッションは“ジュニア”が4速と5速のマニュアルが注文できる。“エリート”と“アバルト”はタコメーターが標準でついているが、“ジュニア”と“エレガント”ではオプション。

Abarth仕様は、本物の2本スポークの皮まきアバルト・ステアリングを標準装備してスポーツ・ムードをもりあげる。リア・シートは倒すことができ、2分割タイプはオプションで用意される。キャンバスのスライディング・ルーフや軽合金ホイール(アバルトに標準)もリストにある。最高速度=160km/h、0-100km/h=12.0秒(アバルト)。