何色のバイクに乗るか、乗っているバイクを何色にするか。…いや、乗らなくても、ただ見ていたい。そんなカラーリングがある。
ネイビー×レッド×ゴールドラインの美しいコントラスト。
1983年に登場した、スズキのRG250ガンマシリーズ。
250ccの2ストロークエンジンを搭載し、レーサーさながらの性能とフルカウル装着により一世を風靡したこのシリーズから、1985年に限定仕様で発売されたのが SUZUKI RG250ガンマ ウォルターウルフ仕様 である。
全日本ロードレース選手権500ccクラスで活躍していたワークスマシンと同じカラーで登場した、250ガンマ ウォルターウルフ仕様。
「ウォルターウルフ」とは、カナダの石油王の名前である。当初スポンサーとしてF1に参入していたウォルターウルフだが、その後チームを買収、ウォルターウルフレーシングが誕生することとなった。
美しいカラーリングと2ストロークのサウンド。
ただただうっとりしてしまう…。