*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。

第352号は、最後のタルボ新型車である「タルボ タゴーラ」!
生産期間わずか3年間で生産台数は2万台にも満たなかったという稀少車でした。(akiko koda@ロレンス編集部)

タルボ タゴーラ

クライスラー2ℓに変るモデルとして、パリサロンにデビューしたタルボのフラッグシップ、タゴーラは、モダンな6ライト4ドアのノッチバック、いわばスタイリングはヨーロッパの流行のサルーンスタンダード。低いノーズには角形のヘッドライト等アウディ200やギャラン等に見られるポピュラーな手法だ。ただフランス車らしく、ホイールベースは2808mm、外寸は4,628×1,810×1,444mm、室内はシングルスポークステアリングとセーフティムードのダッシュボードにSXモデルではコンピュータ・ナビゲーションシステムなども備えている。

エンジンは直4、2.2ℓ115PS/5400rpm、18.4kg-m/3200rpm、プジョーの直4、2.3ℓターボディーゼル80PS、PRVドウプラン製V6、2.6ℓ170PSを用意した。トップモデル2.6ℓ170PSを用意した。トップモデル2.6SXは、スマートなアルミホイールにミシュランTRX、190/65R390をはく。ルノー30、プジョー604のコンペティコンペティターとして有力。