1985年から2007年までの伝説的企画、特集を一冊に凝縮。この連載では、モーターマガジン社全面協力の元、同社出版誌である【名車の記憶】ホンダスポーツクロニクルより、ホンダの名車の歴史を振り返り、紹介をしていきます!(あぁこ@ロレンス編集部)
当時の高級車に人気のあるパターンでもある、比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)のNA2型。視界、ドライビング・ポジション、操縦性、快適性、さらに質感に至るまで、すべてをスポーツカーフィールに仕上げていました。今回の 『歴代NSXの詳解』 では、 “NA2型” をご紹介します!!
精悍 に力強く、 さらなる高みへ『NSX』NA2型(1997年2月〜)
97年のマイナーチェンジでは、6速MTを採用するとともにエンジンを3.2ℓにスケールアップした。また、約45kg軽量化し、専用サスペンションチューニングを施したスポーツグレードの「タイプS 」と 、期間限定の「 タイプR 」に相当する「 タイプS・ Zero」も新たにラインアップした。
トップを走るために アグレッシブ に変身『NSX』NA2型(2001年12月〜)
90年の発売当時から受け継がれたデザインを脱ぎ、01年12月マイナーチェンジではコンセプトを「スマート&スポーツ」とした。半年後の02年5月には、7年ぶりに「NSX-R」が復活。03年のマイナーチェンジではイモビライザーが全車に標準装備され、平成17年排出ガス規制に適合する。