以前より何度か紹介をしてきました、日本人ライダーの中でトップをゆく中上貴晶選手がオランダGPで念願の初優勝〜!
総合7位、中量級77戦目、通算111戦目
MotoGP第8戦、オランダのTTアッセンで開催されたMoto2クラスで見事に優勝した中上選手。
予選は6番手といつものように上位に入り込みます。
決勝では10周目にトップに出ると、13周目には自身初となるレース中でのファステストラップを記録。そのまま後続を引き離し独走体制に。残り2周の時点で雨のため赤旗でレース終了。2位に2秒以上の差をつけた状態で完全な優勝を手にしました。
シリーズランキングは5位に浮上
今回の優勝で総合6位から5位に浮上。1位との差は48ポイントとまだ可能性は残っているし、なんといっても悲願の初優勝。これを弾みにどんどんと調子を上げて欲しいですね。
現在24歳の中上選手にはまだまだステップアップするチャンスがあります。今年シリーズチャンピオンを取れなかったとしてもランキング上位につけれれば来年へと繋がるし、本領を発揮していければそのままMotoGPにも上がれるかもしれません。
ようやく日本人ライダーが世界のトップカテゴリーで顔を見せるようになりました。応援する側ももっともっと盛り上げてあげましょう!
前線、カタルーニャGPでも3位表彰台。
昨年はレース中はいいポジションにつけるも最後まで続かずに調子の出なかった中上選手ですが、今年は安定してきました。
昨年は全18戦を戦って表彰台1回(3位)のみ。今年はまだ8戦の段階ですでに表彰台2回(1位、3位)。ポイントも昨年が年間100ポイント、今年は8戦ですでに78ポイントとかなりのペースアップ。
次戦は7月17日のドイツGPです。待ち遠しい!