SBK=世界スーパーバイク選手権第8戦ミサノは現地時間金曜日に開幕しました。FP1、FP2が行われたこの日、トップタイムを出したのはニッキー・ヘイデン(ホンダ)でした。
ランキング上位陣はまだまだ様子見?
オープニングデーに躍動したのは、ケンタッキーキッドこと今年MotoGPからSBKに転向したヘイデンでした。マレーシアラウンドのレース2で今季初優勝をマークしたヘイデンが総合首位のタイムをマーク。そして2位はBMWのマーカス・レイテルバーガーでした。
3位は前戦U.Kラウンドで両レースを制したトム・サイクス(カワサキ)が入りました。以下4位にダビデ・ジュリアーノ(ドゥカティ)、5位にレイテルバーガーのチームメイトのジョルディ・トーレス(BMW)、6位にチャズ・デイビス(ドゥカティ)、7位にアレックス・ローズ(ヤマハ)。ランキング首位のジョナサン・レイ(カワサキ)は、8位でした。
ただし、FP1、2はランキング下位のライダーたちはソフトタイヤを使って上位進出を狙い、ランキング上位のライダーたちはセットアップに徹する・・・という傾向があります。おそらく明日以降はランキング上位陣のレイ、サイクス、デイビスらがぐんぐんタイムを上げていくでしょう。
土曜日のスーパーポールとレース1を制するのは誰?
SBKは一発勝負の予選、スーパーポールもランキング付けをして、年間首位を表彰するシステムを採用していますが、現在のランキング同様にトップ3はカワサキファクトリーの2名とドゥカティファクトリーの1名・・・サイクス、レイ、デイビスが占めています。こちらではレイとサイクスの順番が逆になっていることが示す通り、サイクスは滅法スーパーポールに強いです。
スーパーポールの現時点のポイントはサイクス158、レイ101、そしてデイビス99点です。こちらの争いも興味深いですが、やっぱり一番の焦点はミサノのレース1を誰が制するか、です。それは明日土曜日に明らかになります。楽しみにその時を待ちましょう!