スッターもんだありましたが? 2ストロークV4マシンでマン島TTに挑んだスッター・レーシングのMMX500は、無事TT最終日となる金曜日のセニアTTを走りきりました!
スーパーバイククラスの挫折を糧に・・・。
TT通算10勝のベテラン、イアン・ロッカーに委ねられたMMX500でしたが、最初のスーパーバイククラスは電子制御システムのトラブルでリタイアするなど、チームは苦戦を強いられていました。しかし、セニアTTまでの約1週間をつかって、チームは過酷なマン島TTコースに合ったセッティング探しに尽力しました。
翌年の飛躍を期待しましょう!
そして迎えた金曜日のセニアTT、MMXはロッカーの手によって5周を走りきりました・・・。え、セニアTTの周回数は6周じゃないの? とツッコまれそうですが、優勝者のマイケル・ダンロップ(BMW)にラップダウンされたため・・・この結果でした。
完走42台中34位・・・この順位をどう評価するかは人それぞれでしょうが、初めてのチャレンジということを考えれば充分評価しても良いと思います。3年挑戦する、とチーム代表のエスキル・スッターはマン島上陸前に語っていましたが、来年度以降2ストロークのMMX500がどのような走りを見せてくれるのか、楽しみにしましょう!