この連載は東本昌平氏の描き上げたイラストと共に日本の名車を紹介します。艶やかな美女たちと名車たちの響演をご堪能ください。©東本昌平・モーターマガジン社

HONDA「CB1100R」(1983)

RS1000の技術を投入した、限定生産市販スーパースポーツ。魅惑のレース対応の高出力エンジン。

当時の豪州や英国などの国内レース用に 1200 台限定生産されたスペシャルマシン。CB900Fをベースにボアを 5.5mm拡大し、レーシングマシンと同じ精度で組み上げられたエンジンや、非分解式のクロモリフレーム、アルミタンク、ひとり乗り専用設計など、その造りはまさにロードゴーイングレーサーといえる内容。今ほど逆輸入車が一般的ではなかった当時、ホンダファン憧れのビッグマシンだった。小変更を加えて1982年と83年にも発売される。(©モーターマガジン社 / 東本昌平 RIDE 99)

頭文字のCBと語尾のRって…?

HONDAの空冷4気筒エンジンモデルを象徴するビッグブランドがCB。車名の「R」はレーシング・バージョンを意味しているそうです。
CB1100RのセクシーなシングルシートのRバージョンに興奮するライダーさんも多いのではないでしょうか。CB1100Rは理屈抜きに乗りたくなるバイク。復活してくれることを願うばかりです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
私はバイクについてよく知りません。知らないけれど、バイクに魅了されました。特に東本昌平さんの描く女性とバイクがセクシーで魅了されたのです。これを機にRIDEを紹介する連載をしています。分からないことだらけで知識は付け焼き刃ですが、どうか温かい目で見守ってくださればと思います。追伸:時々バイクの声が聞こえてくるため、バイクの声を代弁していることがあります。