*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第305号は、高級感あふれるプリンセス シリーズ! (akiko koda@ロレンス編集部)
プリンセス
戦後のオースティン系が保有した最高ブランド、シーアラインエリザベス女王の戴冠式を機にプリンセスと改め、フォーマル・リムジンという高級車市場一方の旗頭であった。BLの合理化の中でプリンセスもサイズダウンを強いられ、現在ではマクシの上位に置かれた中型車でホイールベース2673mm、全長4455mm。直4、OHC、1695、87PSを積んだのが1700で同1994、92PSを積んだのが2000。もちろんBL流の横置きFFでトランスミッションは4段マニュアル、自動式が選択。
最高時速と0-100km/hの加速力はそれぞれ158km、16,5秒、160km、15.2秒。トップモデルの2200は直6、OHC、2227cc、110PSをやはりFFにしてホイールベースは1700/2000と同等ながら全長は4480mmと25mm長い。ただしボディシェルは同じものだが角型のランプその他で識別できる。自重1215kgで最高時速170km、0-100km/14秒の性能。