トスカーナ生まれ、38歳のルカ・マザンティにより創立されたイタリアのスポーツカーメーカ、マザンティ・アウトモビリ。マザンティは、ほぼ手作りといっても過言ではないハイパースポーツーカーをこの世に生み出してきました。
2013年1月に発表されたエヴァントラ V8。生産台数わずか5台。
マザンティといえば、2013年のモナコ・モーターショーで披露された、 エヴァントラV8 が浮かぶ方が多いのではないでしょうか。デザインコンセプトは「クラシックとモダンの融合」。飛び出したサイドミラーと張り出したフェンダーラインはラ・フェラーリやゾンダを彷彿とさせますが、スペックも最高出力701hp、最大トルク86.3kgm、0-100km/h3.2秒と十分にハイパースポーツカー。年間生産台数は5台、ボディ素材やデザインの若干のカスタマイズが可能で、ベース価格は65万ユーロ、日本円にして7,903万円です。(2016年6月現在、1ユーロ=121円で換算)
3年の時を経て登場なるか。1000psの最強マシン、エヴァントラ・ミッレカヴァッリ。
エヴァントラV8の登場から3年の時を経て、2016年のトリノ・モーターショーにてデビューが予定されている、 エヴァントラ・ミッレカヴァッリ 。
エヴァントラV8と比較すると、飛び出したサイドミラーが無くなり、サイドからリアのデザインが攻撃的になっています。このサイドはインテークなのか、ただデザインとしてへこんでいるだけなのか…。気になりますね。
公道を走るスポーツカーとしては過去最大となる、最高出力1000ps。7.2リットルのV8ツイン・ターボ・エンジンを搭載予定で、0-100km/hは2.7秒、最高速度は402km/hに達するとされています。
文句無しのハイパースポーツカー。
ちなみに過去には10回ものトレーラー動画が公開されており、初期の頃は「マザンティ EV-R」と呼ばれていましたが、正式名称は「エヴァントラ・ミッレカヴァッリ」です。
ミッレカヴァッリとは、1000馬力という意味で、これは公道を走れるスポーツカーとしては過去最高の数値です。
ファイナルトレーザー動画では、その姿を確認することができます。
価格は公表されていませんが、エヴァントラV8の約65万ユーロをはるかに超えることは間違いないでしょう。公開が待ち遠しい!