*社名・車名ともに掲載誌の表記に合わせ、原文のままとしております。
第296号は、ジャガーのグランツーリスモ「 ジャガー XJ 」XJ-Sとともにご紹介します!
(akiko koda@ロレンス編集部)
ジャガー XJ
高級サルーンとしてその名も高いジャガーは生産合理化に懸命のBL傘下にあるがなお、その波をかぶることもなく厳として独自の地歩を守る。型式名はすべてXJがつき4.2は4235cc、208PSの直6、DOHC。そして5.3が5343cc、287PSのV12、OHCとそれぞれの排気量を示す。
モデルは4ドア・サルーンのみで2ドア・クーペは生産中止。ホイールベース、全長は4ドアの方が2665mm、4959mmで2ドア型はそれぞれ100mmずつ短い。性能は3.4が最高時速187km、0-100km11秒で4.2は196mm、10.5秒。5.3は230km、8.4秒と向上する。XJ-Sは昔ルマンで優勝したスポーツカーDタイプ、これに続くEタイプの血統を引くが、2プラス2の居住性をもつ豪華なGTに、やや性格を振り直した2ドア・クーペだ。3速ATを標準装備にして、自重1687kg。最高時速245kmで0-100km/h7.6秒。