先の記事でお伝えした月曜日のスーパースポーツ1の結果ですが、なんと2位でゴールしたマイケル・ダンロップが、レース後の車検で失格となり、記録を取り消されることになりました!
※M.ダンロップ失格の決定後に、下記の記事は加筆修正を加えております。
昔の部品を使ってしまったというミス・・・。
ダンロップ失格のアナウンスは、レース終了後3時間半で伝えられました。なんでも、コーティング処理を施したカムフォロワー(タペット)を使ったことが、不正と運営に指摘されたそうです。じつはこのパーツ、2年前の時点ではTTレギュレーションで認められたパーツで、今回ダンロップが乗ったMar-TrainレーシングのヤマハYZF-R6が当時に製作された時点では「合法」でした。
チーム内の人事移動で、エンジンビルダーが代わったことにより、パーツ管理の引き継ぎミスでこのようなことになってしまった・・・とチーム関係者は悔やみます。しかし、全力で戦って2位の座を得たにもかかわらず、このようなミスでその座を失うことになったダンロップの心情を思うと、本当にお気の毒です・・・。
明日があるさ、夢がある? 頑張れダンロップ!
覆水盆に返らず・・・今までも数々の試練をリアル・ロードレーシングの世界で経験してきたベテランのダンロップですから、すでにアタマは次のレースに向けて切り替えているでしょう。次のレースはちょうどスーパースポーツ2ですので、YZF-R6に乗ってリベンジする最大のチャンスとも言えます。
明日水曜日の最初のレースであるスーパースポーツ2での、ダンロップの逆襲に乞うご期待です!