第125回は、 「ミラージュシリーズ」 3車種ご紹介します!!デザインコンセプトは “青リンゴ” …可愛い♥︎ シンプルで力強いミラージュは、80年代を意識した新しいデザイン、この当時お洒落で元気な見た目に惹かれミラージュに乗る若者が続出したそうです!!(あぁこ@ロレンス編集部)

ミラージュ2ドアHB1600GT(1980年)

スラントノーズとコンシールド・ドリップスタイリングが目につくFF、2ボックス・ハッチバックのボディに、4気筒、OHC、1597cc、88PSのG32型MCA-JETサターン・エンジンを搭載したシリーズの最上級モデルがGT。1600はこのGTしか設定されていない。前後ともスタビラーザーのつく強化サスにミシュラン155SR13ラジアルが標準で、2ドアGTのみフットレストとサイドストライプがつく。シリーズの強力バージョン。

ミラージュ4ドアHB1200GL(1980年)

2ドアにくらべると軸距、全長も延び、室内長では120㎜長くなって、より広い車室内スペースの確保に成功しているのが4ドア。1600、1400とそろえたミラージュの中ではOHC、1244cc、72PSのG11B型MCA-JET・オリオン・エンジン搭載の1200はいわばエコノミーなモデル。1/3スプリット機構のマルチシート、サイドベンチレーター、アシストグリップなど標準で、三菱独特のユニークなシフト・メカ、スーパーシフトもつく。

ミラージュ4ドアHB1600GT(1980年)

シングルキャブながら、860㎏の軽量ボディにG32B型、88PSのパワーを組み合わせた4ドアHB・GTは、充分にGTらしいスポーティさを発揮する。サスは他のミラージュと同じフロント・ストラット、リア・トレーリングアームの4輪独立懸架だが、前後のショックアブソーバの容量アップやフロントに加えてリアにもスタビライザー新設で強化がはかられている。ブレーキはフロント・ディスク。2ドアに標準のハロゲンヘッドライトはオプション。