バイクの動きを操作するスロットル、ブレーキレバー、ペダル、クラッチレバーなどは回転運動をする。なので、それらの潤滑が不充分で動きがスムーズでなくなったら気持ちよく回転しないだけではなく危険。そこで、操作系の硬くなった油脂を洗い流して新しいグリースで潤滑する事が必要なのです。

ブレーキとクラッチのレバーは、軸を抜いて摺動部を洗浄し、グリースを塗布する
(Bikers Station@モーターマガジン社)

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ブレーキとクラッチレーバーは分解して、古いグリ―スが付いている摺動部を専用の洗浄液かパーツクリーナーで洗ってから新しくグリースを塗る。はみ出た部分は必ずふき取る事も忘れない。

分解する時間が無い時に、レバーの動きが渋かったり、引くとカタカタ音がしたら、オイルをさしてみるだけでも使用感が変わります。

スロットルはホルダー部分を分解して、粘度の低い潤滑剤をスプレーする
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スロットホルダーのカバーを取り外すと、中が汚れているので、そこを綺麗にして潤滑剤を塗り直す。他にもバーエンド側 からスロットルグリップのスリーブとハンドルバーの隙間など、スリーブがこすれる場所には潤滑剤を塗り直すだけで、かなり快適な使い心地に!

こういった要領でグリースアップをしていけば、バイクのスロットルとフロントブレーキ、クラッチ、リアブレーキ、ギアチェンジなどの操作がスムーズになれば、操作の感覚も良くなり、愛車の快適性が保たれる。

バイクを安全に乗る為にも、各パーツの油切れ!少しでも違和感を感じたら、チェックしてみて下さいね。