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最近個人的興味もあって、連載化(笑)してしまっている、バルボリン・レーシング・バイ・パジェッツのホンダRC213V-Sのマン島TT挑戦のニュースですが、現地時間で月曜日午後のスーパーバイククラス練習走行にて、ブルース・アンスティがRCVのデビュー走行を果たしました!
スピードトラップでは約311.2km/hをマーク!
マン島TT10勝のニュージーランド人ライダーのアンスティは、2周目に平均時速127マイル(約204.4km/h)を記録。最終周の4周目、サルビーストレートに設置されたスピードトラップでは、時速193.4マイル(約311.2km/h)のスピードが計測されました。
2014年にアンスティがホンダCBR1000RRを駆りスーパーバイククラスで記録した最速ラップは、平均時速132.298マイル(約212.913km/h)です。今回の練習走行は、チームにとってマシンが問題なく走るかをチェックするのが主目的ですので、これからどれだけタイムが更新されるのか楽しみです。
しかし、決勝をRCV213V-Sが走るかどうかは、ライダーの選択次第・・・。
ただ、アンスティは月曜の練習走行で、昨年のスーパーバイククラスを制覇した愛機、ホンダCBR1000RRも走らせています。新たなチャレンジとしてRCVのポテンシャルにかけるか、それとも実績豊かなCBRでキャリア11勝目獲得を狙うのか・・・。チームオーナーのクライブ・パジェットは、その選択はライダーのアンスティに委ねています。
47歳のアンスティが、今後何年TTにチャレンジするのかはわかりませんが、リアル・ロードレーシングライダーであれば、ひとつでも多くのTTでの勝ち星をキャリアで積み上げたいものです。
なお月曜日の最速は、TT通算11勝のイアン・ハッチンソン(BMW)がマーク。タイムは平均時速129.964マイル(約209.2km/h)でした。個人的には、世界中のファンが望むRCV213V-Sでのチャレンジをアンスティに期待してしまいますが・・・彼の選択がどうなるか、続報でお伝えしたいです。