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現地時間の日曜日に開催されたSBK=世界スーパーバイク選手権のU.K.ラウンド(ドニントン)は、序盤からカワサキファクトリー同士のバトルとなりました。
勝者はサイクス? それともレイ?
ホールショットは金曜日のFP、土曜日のスーパーポール、そしてレース1のすべてに首位となったトム・サイクス(カワサキ)がゲット。2位につけたチャズ・デイビス(ドゥカティ)をすぐにジョナサン・レイ(カワサキ)が抜き、カワサキの1-2体制になりました。
カワサキの両雄の戦いは終盤まで続きましたが、最終的にはサイクスがレイを振り切り完全勝利。このドニントンで、サイクスは2013年以来ダブルウィンをし続けたことになります。2位のレイに続いたのはデイビス、ロレンソ・サバドーリ(アプリリア)、レオン・キャミア(MVアグスタ)、ニッキー・ヘイデン(ホンダ)の順。なおアレックス・ローズの離脱で唯一ヤマハファクトリーの看板を背負うことになったキャメロン・バービアーは、10位という成績でした。
ランキングはカワサキの1-2に。今年も最強チームに揺るぎなし。
この結果、レイが293点とダントツのランキング首位。2位サイクスの237点、3位デイビスの231点と続きます。ここまでが200点超えで、4位のダビデ・ジュリアーノが147点。上位3人が他を圧倒している構図がより明確になりました。
次戦第9戦リミニは6月17〜19日に開催されます。残り6戦でいつ王者が決まるのか? 注目しましょう!