http://www.ducati.co.jp/cms-web/fs//img/racing/2016/MotoGP/Launch/PL-MGP16-N04_Standard-01_634x357.jpg/PL-MGP16-N04_Standard-01_634x3

アメリカの超一流メディア、CYCLE WORLDによると、ドゥカティは来季のホルヘ・ロレンソのチームメイトとなるライダーに、アンドレア・ドヴィツィオーゾにすることに決めたようです。

今までの貢献が、契約延長の決め手となったみたいですね。

「契約に合意できて嬉しい! 2013年からのドゥカティとの"冒険"がまだ続くのだから・・・。ここ数年、我々はデスモセディチGP開発を頑張って、その戦闘力向上に成功している」とはドヴィツィオーゾのコメント。現在ヤマハに在籍するMotoGP王者のロレンソの来季以降のドゥカティチームへの移籍で、ふたりの"アンドレア"ことイアンノーネとドヴィツィオーゾのどちらが残ることになるのか? に注目が集まってましたが、チームに合流以来デスモセディチGPの開発に貢献してきたドヴィツィオーゾをドゥカティは選んだようです。

2013年にドゥカティに加入し、デスモセディチGPをライディングしたドヴィツィオーゾ。

www.cycleworld.com

「ふたりの"アンドレア"は素晴らしいライダーだから、このような選択は非常に難しいものだったよ」とは、ドゥカティチーム監督のジジ・ダリーニャの弁。そして「ドヴィツィオーゾがチームに残ってくれて、次の2年も一緒に素晴らしい仕事を続けられるのが嬉しいね」と語りました。

チームスタッフとディスカッションするドヴィツィオーゾ。その開発能力が契約継続の決め手となったようです。

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残りのファクトリーのシートに座るのは?

来季ドゥカティから離れるイアンノーネは、マーベリック・ビニャーレスが離脱するスズキファクトリーに行くのでは? と噂されています。フランスGP後、チーム監督のダビデ・ブリビオは日本へ飛び、浜松でこの件について本社側と話をしたそうです。イアンノーネ以外の候補は、Moto2を走っているアレックス・リンス。そして今も在籍するアレイシ・エスパルガロ。

多くのメディアでは、今年スズキで鈴鹿8時間耐久に参戦するヨハン・ザルコの名前も、来季のファクトリーライダー候補に上がってますが、CYCLE WORLDの記事では触れられていませんでした。来年のスズキのシートに座るのはイアンノーネ、リンス、そしてアレイシの3人のうち2人・・・果たしてこの予想があたりなのか? 続報をお待ちください(苦笑)。

そのほかのファクトリーは、アプリリアはすでにMoto2を走るサム・ローズと契約。もうひとりは現在在籍しているアルバロ・バウティスタかステファン・ブラドルになりそうです。そしてブラッドリー・スミスと契約済みの新規参入チームのKTMですが、監督のピット・ビーラーは若い選手から選ぶ考えのようです。