第96回は、堂々としたスタイルで数年毎にモデルチェンジすることなく長い期間販売する事を考慮した飽きの来ないクラシックデザイン『センチュリーDタイプ』をご紹介します!販売台数も限られ手作業で仕上げる部分が多くラインによる大量生産には向かないクルマですが、当時考えられる最高級の物が標準で装備されている“トヨタ車の王様”です。(あぁこ@ロレンス編集部)
センチュリー Dタイプ(1980年)
重厚な風格を持ったトヨタの最高級プレスティッジカー。Dタイプはパワー・ステアリングなど各種パワー装備やオートドライブなどのオート機構をすべて盛り込み、さらにモケット地シートやカットパイル・カーペットなどの高級仕様をそろえたゴージャスなモデルで、キー忘れ防止回路などのキメ細かな装備も追加されている。Cタイプもあり、エンジンはいずれもEFI装着のV8、3376cc、180PSの4V-EU型。