あいにくの曇天と、濃密な霧…およそイベント日和とは思えない富士スピードウェイでの、とある「お祭り」で見つけたカスタマイズドBMW3シリーズ。曇り空でも鈍く輝くボディに上質感漂うエアロアイテムなどなど、気合の入ったクルマは、たとえどんなシチュエーションでもしっかり目立ってしまうものです。

アグレッシブなのに気品漂う、絶妙なデザイン。これなら奥様もOKか…

あいにくの雨模様。ですが、かえって「ハガネ」の力強さが強調されているような気も。

正体を明かせばこのBMW3シリーズ(現在、新車として販売されているF30型)は、大阪と東京に拠点を持つBMW専門のコンプリートカープロショップ『ガレージエブリン』発のカスタムブランド『ENERGY MOTOR SPORT』からリリースしている『ENERGY COMPLETE EVO30.1』。前後のバンパー、サイドステップを含むボディキットと、オーバーフェンダーといった、フルキットでコーディネイトされています。

強烈に「銀ギラ」に見えるのはあくまで、ボディ全体に貼られたラッピング(フィルム状のシートを貼ってボディカラーを変えるカスタム術)のため。外装系の各種パーツそのものは、3シリーズ本来のカッコ良さをしっかり生かしながら、華やかかつ気品漂う、とても大人っぽい仕上がりとなっています。たとえば毎日のお買い物や家族の送り迎えといったシチュエーションでも、ちょうどいいお目立ち感。ここまでまとまりの良いスタイリングなら、派手なアピアランスがあまり好きではない奥様でも、きっと説得できるでしょう。

『ENERGY COMPLETE EVO』シリーズは、厳選された中古車をベースに、1台1台を丁寧に仕上げています。ほかに1、5、6シリーズもラインアップ。3シリーズだけでも、4世代目にあたるE46型から先代のE90系、現行のF30系まで揃っているので、予算に合わせて選ぶことができます。発売から10年以上が経っているBMWでも、このコンプリートモデルなら古臭さを感じなくてすむのが嬉しいポイント。輸入中古車の選択肢としては、とてもスマートな印象がありますね。

www.energy-ms.jp

ところで、「世界初」を謳うカスタムモデルのベースとなったのは、どちら?

ガレージエブリンが「世界に先駆けて」、BMWの新世代モデルをコンプリートカーとして発表しました。さて、とんでもないインパクトで世界中から注目を浴びている最強の『ENERGY COMPLETE EVO』のベース車となったのは、どちら?