最近2ストのバイクが再び人気を博しているようだ。そこで、モーターマガジン社のムック本『2ストBIBLE 2016』が、2ストビギナーのために、代表的な2ストマシンをリストアップしているので、ここで紹介していこう。
車両協力:ウエマツ

『2ストBIBLE 2016 より抜粋』
 デジタル編集:楠雅彦@ロレンス編集部

マッハの始動は少々独特だ。スロットルグリップの隣にチョークがあり、しかも手を離すと戻ってしまうから、右手でスロットルとチョークの両方を器用に操るか、左右両手でハンドルの右側を持つような操作をする必要がある。ギアは必ずニュートラル。そうでないとキックを踏み降ろすことができない。準備が整ったら右のステップをたたんでキックを踏み抜くのである。

エンジンを始動した瞬間、左右非対称のマフラーから白煙と共に飛び出すけたたましいジェットサウンドが飛び出してくる。500SS のエンジンスタートはドラマチック だ。見た目も排気音もフィーリングもすべて が他のバイクと異質すぎる。スロットルをあおれば身体中に鳥肌がたちそうな金属音が周囲一面に響いて、わけもなく心臓がドキドキしてしまう。エンジンを始動しただけで、ここまでテンションが上がってしまうバイクはちょっと他に思い当たらない。

人気では初期型に負けるが、乗りやすさはこっちが上

500SSはモデルチェンジで途中からテールカウルが装着されたデザインとなった。人気なのは圧倒 的に初期型だが、マシンの完成度や乗りやすさは後期型が上。 峠でもそれなりのペースで走らせることができる。 この後、さらに乗りやすくなったKH500に変わっていく。マッハシリーズの中では比較的手に入れやすい穴場バイクだ。

いますぐ買え!後悔しないために

マッハは、乗り出すには確かに勇気がいるバイクである。けれど、もし乗りたいのなら、行動する
のは少しでも早い方がいい。そしてマッハに興味のある人なら、このマシンに乗って後悔することは絶対にないと思う。