山手トンネル内での事故や火災等のトラブル時に駆けつける「首都高バイク隊」。彼らは黄色に塗装されたCB400SBに跨り、いつも私たちの安全のための手助けをしてくれる。
無論、通常の四輪パトロールカーも運用されているのだが、現場までの平均到着時刻は、渋滞時ではバイクの方が早く、その分、早期対応や二次災害の防止に役立っているのである。

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そんなバイク隊のの特別仕様マシンはこれだ!

HONDA CB400SB[首都高バイク隊仕様]/©モーターマガジン社

警察のバイクはリッターバイクを仕様しているが、首都高バイク隊はスーパーボルドールを採用している。これは、機動性を重視するバイク隊においてスピードよりも取り回しの良さを反映した結果である。
基本的にエンジンはノーマルでありABS標準装着車がセレクトされている。各種架装により総重量は約240kg。車両入れ替えは3年を見込んでおり、その間11〜12万kmを走り続ける。

右側サイドケースには発煙筒、マスク、懐中電灯、誘導灯が格納される。緊急時に素早く仕様するため順序よく並ぶ。/©モーターマガジン社

左側サイドケースには車載工具とETCユニットが格納される。なおETCユニットは緊急時に使用する。/©モーターマガジン社

サイレンや回転灯の取り付けは架装会社によるもの。RIDE編集部の判断によると白バイの装備と同等であるという。/©モーターマガジン社

リアまわりの特殊装備の取り付けも架装会社で行われる。タンデムシート部にある箱は無線本体が収納される。/©モーターマガジン社