第82回は、快適経済車の『カローラ』からHT1800SE、4ドア1600GT、4ドア1800SE、HT1500SEをまとめて 、 どどん と紹介します! 『総合特性に優れた80年代をリードする高級大衆車』 は社会的な要求を十分に満たしてくれます❤︎(あぁこ@ロレンス編集部)

さてまたまたいきなりですが、ここで問題です!
こちらの写真は一体どのクルマの中でしょうか?難易度☆☆☆

下の3つのクルマから選んでね❤︎正解者はカローラ通でしょう…(笑)

では、ここからはカローラ4車種の詳細です。

カローラHT1800SE(1980年)

HTシリーズの最上級グレード。SEはスポーティ性とラグジュアリーな装備をミックスさせたモデルだが、1300モデルもある同じHTのボディに95PSの13T-U型1800エンジンをのせ155SR13ラジアルをはいて車重は925kgというSEの駿足ぶりも想像はつこう。装備もタルボ型電動リモコンミラーなど上級モデルに迫る充実ぶりで、パワーステアリング、オーディオコンポ、OKモニターなどもオプションで設定されている。

カローラ4ドア1600GT(1980年)

この70シリーズから4ドアセダンとHTにも新設されたのがGT。レビンでもおなじみのDOHC・EFI、1588cc、115PSの2T-GEU型のホットなエンジンを搭載した4ドアGTで、フットレスト、スポーティアクセルペダル、リアスタビラーザー付ハードサスペンションのGT装備に加えて、4輪ディスク・ブレーキ、衝撃吸収ウレタンバンパー、サイドストライプなど標準。タイヤは175/70HR13スチールラジアル。

カローラ4ドア1800SE(1980年)

“高級大衆車”のカローラに54年8月から新しく設定された1800モデル。エンジンはコロナやマークⅡにも搭載されているOHV、1770cc、95PSの13T-U型で、DOHCほどの猛久しさはないが、SEで940kgの車重のカローラには充分すぎるほどの動力性能があたえられたことになる。カローラもいよいよ大衆車のワクから一歩ふみだしたともいえそうだが、SEは中級車なみの充実装備誇る4ドア・シリーズのトップグレード。

カローラHT1500SE(1980年)

ウェッジシェイプの直線的なデザインを基調とした70系カローラの中でも、ノッチバックの軽快なスタイルが目立つのがHT。ヘッドランプも丸型4灯のセダンに対してHTは角型2灯を採用している。軽量コンパクトなエンジンとして定評のあるOHC、1452cc、80PSの3A-U型を搭載した1500にはGLとSEがあり、SEはデジタル式クォーツ時計やタコメーター、電動リモコンミラー、衝撃吸収ウレタンバンパーなど装備もGTなみ。