グルメ連載2回目はランチ。
男性が思わず行きたくなる店を紹介しちゃいます。元パティシエとして鍛えた舌で、今日も確かな味を求めております。(柏木菜々@ロレンス編集部)

ー前略。はたらく男たちへ

赤坂。オフィス街故に平日昼間は働く漢達が、午後からの活力を得ようと腹を満たしに店を求める。
それに比例するかのごとく、赤坂はランチ激戦区だ。
そんな戦場ともいえるこの場所で、頂点でしのぎを削っているとある1店をご紹介。

それがここ!

四川雅園!!

開店と同時にあっという間に満席になる大人気店だ。メニュー数も豊富でグランド16種に、日替わり3種。

名物は麻婆豆腐や担々麺などの四川らしい一品だが、今回はレビューの少ない土鍋ご飯にフォーカスしてみた。

グランドメニューだけで16種!
飽きないで通える。

注文後テーブルを見渡すと、サラリーマンやガテン系ととにかく男性客が多い。

突然ですがクイズ!
なぜこのお店は男性客に支持を受けているのだろうか?

さてさて正解は...

そう。盛りがいい。量が多い。

その上ご飯とスープがお代わり自由。
中国出身の主人がちゃちゃっと作ってくれるので提供スピードも早いし、時間があればあるほど漢達は無我夢中で食らう。

熱々をはふはふ!

どのメニューも皿が大きくて勿論量もぎっしりだが、味は繊細・本格的。

海鮮とオイスターソースの土鍋ご飯

この土鍋ご飯もこのように、白飯が見えなくなるほどたっぷり具沢山の餡。
海老やいかなど海鮮もごろごろで、しかも火入れも絶妙。
ちゃんと食感もしっとりぷりぷりだ。

スープ、漬け物、もやしの冷菜。

小鉢2種に加え、手作りデザートまでついて1000円でお釣りがくるという圧倒的CP(コストパフォーマンス)力!

つるん、とろりな杏仁豆腐。

男だとか女だとか関係ない。
これくらいのサイズのスイーツがくるとやはり嬉しい。
口溶けの良さと、甘すぎない爽やかさ。
具合の素晴らしい杏仁豆腐だ。

愛されるには理由がある。

美味しい飲食店がひしめく赤坂では行列を作り上げることは愚か、在り続けることが難しい。
にも関わらず食べに来る人の心をぐっとつかんで離さない。
愛され続けるワケは食べてみればわかるだろう。
四川雅園のランチで、手頃な価格でしっかりパワーチャージしてみてはいかがだろうか?

食べログ 四川雅園